劇場版・天界編序奏〜overture〜

上映期間:2004年2月14日〜2004年3月5日


はい.見てきました.ついについに,劇場版星矢復活です!
あちこちの掲示板などを見る限り賛否両論ですし,
私自身も感動したところだけでなく,幻滅したところもありました.

が.

私の「聖闘士星矢が好き」という気持ちは,何ら変わりません.
むしろ感動し,ツッコミを入れられるこの幸せをひしひしと感じているのです.

改めて,宣言します.

私は,「聖闘士星矢」という作品を心底愛しています!!!!


そしてこの短い上映期間中に5回も見に行った私はバカです.
すぐにDVDになる最近の風潮も知らず,映画見ながらノート21ページ分もメモった私...





まず,映画に付き物の「宣伝」.

いきなり告白シーンから始まる「スパイダーマン」.
春麗の(苦笑)「キューティーハニー」.二バージョン見ました.
ミッチーが・・・ミッチーが白黒だよ!!!
なぜかボブ・サップが出演するらしいデビルマン,
妖鳥シレーヌ?とのCGを駆使したバトルシーンは美しかった・・・!
人物画面が出てこない「北の零年」.渡辺謙様出して〜!!!
「69(sixty nine)」の主題歌は大好きなCHEMISTRYで萌えました!
渋くてカッコイイ親父様がたくさんの「死に花」.
「恋人はスナイパー」は長さんが素敵(まだご存命でした...)です(ウッチャンはどうなんだ).
「ONE PIECE」初めてサンジの声を聞いて「涼兄だ〜!!!」とまた萌え.

先日「ラストサムライ」を観たときとは全然違うジャンルでおもしろかったです.





鈴の音と共に映画が始まります.
座った姿勢からバレリーナ立ちになるイカロス.
月の光にその姿が飲み込まれていきます・・・

オープニング音楽とともに,場面は変わって聖域付近の山荘.
星矢のもとへ3人の天闘士が現れます.
羽カッコイイ!さすがはエンジェル・・・.もちろんイカロスにはありませんが.
恐ろしくレトロな車椅子に座った星矢に対して
何本もの鉄棒?が投げつけられるものの,致命傷には至らない模様.
その割には血ぃ流れすぎやろ...

「我々の攻撃をかわすとは・・・」
イカロスが槍を見えない空間に向かって投げます.
そのガラスが割れたところから出てくる沙織・
・・・いくらなんでもドアから出てくればいいのに・・・
沙織の通ったところの槍は砕け散り,
無言で星矢に膝掛けをかけます.
早く血ぃ止めたれよ・・・死ぬで星矢.
ひょっとして触れただけで止まるのか?原作4巻のムウ様みたいに.

それにしてもなんで沙織さんが星矢の世話してるんでしょうね.
ハーデス編のラストで星華姉さん出てきてるのに・・・.
「星矢の面倒は私がみます!」とかいって奪ってきたんでしょうか(笑).

・・・とは,同行者kumaちゃんのツッコミでした.

「姉君があなたのことを案じておいでです」
「お姉様が,人を殺せと命じたのですか?」
ここでいきなり月夜になり,アルテミス様が登場です.
「アテナよ・・・我が妹よ.お前は堕落してしまった・・・
もはやお前に地上を治める権利はない」
あっさりアテナの杖を渡す沙織.

あの杖って勝利の女神(ニケ)やったよな・・・?
何であれが地上支配の象徴になるんだ???


「その代わり,星矢や聖闘士たちの罪を許してやってください.
人として命を全うさせてやりたいのです」
人に交わったとはいえ,すっかり神様っぽい台詞を吐いています.
「聖域に戻れ.今再び神としての己を取り戻すのだ」
「仰せのままに」

・・・星矢おいてくんかい!
しかも全然血ぃ止まってへんし!!!!

しかも星矢いきなりハーデスとの闘いの悪夢で目覚めるし!

もうちょっと劇的な目覚めを期待したんだけどなぁ・・・.

どこだかわかんない真っ暗な場所で,実態のない神々に責めを受ける黄金の皆様.
・・・てゆーか,全員裸ですよ!!!どーするよこれ!!!
萌え本能直撃!!!ふぎゃーーーーーー!!!
しかもデスとアフロ,カミュとシュラなんて背中合わせで立ってます!!!
これって肌を寄せ合ってますよね!!!
いやーー!カミュはミロとじゃなきゃイヤーーーーーー!!!(どんなツッコミだ)
いやそれよりもハーデス編OVA見てない人は,
あれがシオンと童虎だってわからないんでは...

・・・萌えはこのくらいにしておいて.
「肉体はすでになく,魂だけの存在」なので,裸でも問題はないわけなのです.
上半身裸でタイツ?ってのもよけいやらしげだし,
墓からはい出るときのシオンみたいにぼろ服でもなんかいややし・・・.
というわけで,裸は演出として合ってると思ってるんですよ!!!
決して萌えからそう思ってるんではなく!(必死)
そういやロス兄さんはいませんでしたね,確か.カノンはいるのに.

「人を滅ぼすのはお止めください」
「もう遅い.天罰は下された.
まもなく人間はすべて地上から消える」
アルテミス様の言葉に,人間を救おうと決意する沙織.

這い回るようにして,沙織を捜す星矢のもとに魔鈴さんが現れます.
「星矢らしいね.そんなよれよれな体して,自分よりアテナなんだから」
星矢の車椅子の付近で鈴を拾い,腰巻きに入れる魔鈴さん.
何で鈴がそんなところにあるねん???
てゆーか,腰巻きに入れててもすぐ落ちるんじゃ???


聖域にたどり着いた星矢にシャイナさんが立ちはだかります.
「ここはアルテミス様の聖域.星矢,お前のような下賤の者が
足を踏み入れていい場所じゃないんだよ」
「アルテミスって誰だよ!?」
ここでまた馬鹿っぷりを披露しました星矢・・・
ハーデス編で「ハーデスって誰だよ!?」に続く迷言です(爆).

邪武と市に攻撃される星矢.
星矢は攻撃しようとするも,小宇宙を燃やすことができず
コテンパンにやられてしまいます.
「俺の小宇宙はどこにいっちまったんだ!?」
「星矢,小宇宙は燃やすもんだよ.心でね.」

最後に星矢をボコるシャイナさん.
「・・・鏡を貸したげようか?なんて情けない顔だろうね.
そんなんだからアテナが聖闘士を捨てるんだ.地上と一緒にね」
「そんなに聖闘士の名が大事かい.縋りついてみっともない!」
うーん,久しぶりに「サンダークロウ!」の叫びが聞きたかったなぁ・・・.
シャイナさんの攻撃で,崖から落ちる星矢.

「これで・・・よかったんで?」尋ねる邪武.
「星矢を排除しろって命令に従っただけだ.
まったく・・・バカは星矢一人とは限らないんだからね・・・
シャイナさんもようやく星矢のバカっぷりを自覚した模様です(笑).
しかし,闘ってる間シャイナさんのお尻が
気になって仕方なかったのは私だけでしょうか(笑)?
カメラの前に立ちすぎですよ(爆笑)!!!

一方,沙織は贖罪の泉?で血を流し続けます.
「すべては私の罪・・・すべては私の身勝手が呼び込んだこと.
止めることはできないかもしれない,でも,遅らせることなら・・・
・・・私の血をもって,この地上を・・・」
なんかこう・・・この人は相変わらず何考えてるのかよくわからん・・・

星矢は落ちた先でペガサスの聖衣を発見するものの,
闘いに対するトラウマなのか,手を触れることができない・・・
酷いぞ星矢!いつも聖衣を壊しまくっておいて...
聖闘士と聖衣は,王と麒麟みたいなものなのに!半身なのに!

スパイダーマンのごとくチェーンを使い,聖域に向かう瞬の前に
テセウス(ハーゲンもどきのモップ頭)が現れます.
瞬のチェーンの上を綱渡りのように歩いてくるテセウス・・・
羽があるんだから飛べばいいのにと思うんですが.
いやそれよりも,何で瞬っていつもあんな
足場の悪いところばっかり進んでるんでしょうね.

瞬に攻撃するテセウス.
天闘士との闘いは基本的に掌による肉弾戦で,
派手さはありませんが ハーデス編のような抽象的な技じゃないので
ある意味見やすいです.中国拳法っぽいらしいです.

で,テセウスに吹っ飛ばされた瞬は巨大な柱にぶつかります.
その柱は,黄金聖闘士たちが姿そのまま封印されています・・・.
たとえていうなら生きたまま溶岩を浴びたカイオウとヒョウのような
ていうか,さっき黄金達が裸祭り(爆)をしたのはこの場所なんでしょうか?
DVDが発売されたら誰がどの場所にいるかじっくり見てみます.
(上の方はコピペだという疑惑もあることだし)
・・・にしても,瞬と大きさ比べてみるとでかすぎですよ黄金達!!!

瞬にとどめを刺そうとしたテセウスを一輝が邪魔します.
今回は羽根じゃありませんでした.
まだピンチじゃないのに・・・早く出てきたかったのかしら.
でもいつも通りちゃんと一輝登場のテーマは作ってもらってます.


「アテナはもはや地上を捨てた.なぜお前達は
アテナの聖闘士を名乗り,神にはむかう?」
尋ねるテセウスに一輝が答えます.
「アテナが俺たちを否定しようが拒否しようが,聖闘士である証は聖衣でもアテナの存在でもない.
アテナの聖闘士の称号はこの傷の一つ一つに刻み込まれている・・・否応なくな.
そして,アテナの聖闘士である俺がやるべきことは,お前を倒すこと!
・・・そんな強引な論理はアリなのか!?
本当は瞬のために闘ってるんじゃないかと思ってしまうのは私だけ?
二人そろっての攻撃も歯が立たず倒れてしまうものの,
そこで黄金達の「血の涙」援護が入ります.
勇気づけられた一輝と瞬は再び立ち上がり,
瞬がネビュラチェーンとネビュラストームを放ち,
テセウスがそれをよけたところで鳳翼天翔が直撃!

テセウスを倒し,力尽きる一輝と瞬に対して
黄金達は「君たちにアテナを託したことは間違いではなかった・・・」と
のほほんと高みの見物(嘘です.封印されてるんです).

それにしても瞬ちゃんは最近生身の拳を使いまくりですな.

星矢は聖衣をまとい,よろよろと歩いています.
そこで,すでにオデュッセウスによって瀕死状態の
紫龍,氷河と出会います.
・・・紫龍は既に聖衣を脱ぎ,背の龍も消えて凍りづけ.
氷河の聖衣は出会った瞬間バラバラに.

この映画,聖衣の扱いがあまりにも酷くないか・・・?
(いつもそうかもしれないが,特に酷い...)
いやそれよりも紫龍と氷河の扱いが酷いって!!!


オデュッセウスにアテナが血を流していることを聞き,驚愕する星矢.
「そんなことは許さない!」
「お前が許さなくても,血がつきればアテナは死ぬ.」
「沙織さんが俺たちのために血を流している・・・!!!」
そろそろ星矢の精神が危なくなってきています(笑)

オデュッセウスはどうやら相手の技を10倍返しにするらしく,
流星拳もあっさりはじき返します.
ここで星矢の聖衣も木っ端みじん(苦笑).酷い・・・

「こうやって俺たちはボロボロになりながら闘ってきた.
何人もの仲間を失い,犠牲にしながら・・・」
小宇宙を燃やせなくともあきらめずに闘う星矢を見て
氷河,紫龍も立ち上がります.
氷河のキグナスダンスが見れてちょっと嬉しかったけど,
二人がかりの攻撃をさくっと返し,美しく着地するオデュッセウス.
スカートヒラヒラが素敵です.バレリーナ立ちも決まってます.
二人とも凍ってます.もうお互い邪魔してるようにしか見えません.
そしてなぜかあっさり先に行く星矢.
おいおい・・・せめて「先に行ってるぞ!」くらい言えよ.
いや,言ってるけど,先まで行ってから言うなよ!


その後オデュッセウスは倒されますが・・・
なんで体が大爆発してんねん!!!
まるで北斗百裂拳で「ひでぶっ!」って感じ・・・.


砂漠を歩く星矢.
ていうかどこやねんそれ!!!
そこへ真打ち,イカロスが登場!
「アテナはお前を待ってはいない.なのになぜ闘う?」
「沙織さんが待っているからじゃない.まして神だからでもない!」
イカロスは不服な様子.
「お前と闘うのが楽しみだった!
アテナのもと,幾多の神々を倒してきたお前と闘うのが楽しみだった!
ペガサス星矢と闘うのが楽しみだった!」

緑川ボイスで3連発で告白されても(笑),星矢の小宇宙は
神を倒した者のそれではないのにイカロスは腹を立て,
「・・・今は殺すだけだ・・・!」
手から槍のようなものを出します.
ラダマンティス(OVA)も同じようなコトしてたな・・・.

今にも星矢に刺さろうというとき,魔鈴さんが登場.
「これと同じ鈴の持ち主を捜してるんだが知らないか?」
イカロスが魔鈴さんと同じ鈴を持ってます.
ここでイカロスが魔鈴さんの弟であることが判明!
をい!いきなりかい!そんなとってつけたような・・・!
「ボクは人じゃない!」
「人じゃなくても,鈴の音が気になるんだね!」
「・・・女,おまえの小宇宙は目障りだ!」
魔鈴さんの危機に,魔鈴さんごとイカロスの顔面を攻撃する星矢.
「おまえが,この女を守るのか・・・?」
イカロスの攻撃を受け,いつも通り星矢は崖から落ちます.
「星矢は必ずアテナのところにたどり着く.そのときはお前,
星矢に勝てないかもしれないよ」
捨て台詞を残し,魔鈴さんは去っていきます.
・・・にしても,魔鈴さんもカメラの前に立ちすぎですね(爆).

「姉さんはボクが守ってあげる!」
月光の下,幼い頃の自分を回想するイカロスこと斗馬.
そこへアルテミス様登場します.
おみ足のシルエットが素敵です(爆).
「人の世界が恋しいのか?」
おそらくアルテミス様のテーマと思われるこの音楽,素晴らしすぎです!!!
「なぜ天闘士が自分より弱いものに倒されるのでしょう?
我々にはない何かを,青銅聖闘士は持っているのでしょうか?」
「だとしても,あなたは違う.あなたは私の庇護を受けている.
悪い意味ではありません,・・・覚えておきなさい,
あなたは私が選んだただ一人の人間・・・」
アルテミス様に肩から腰まで撫でられる斗馬.
セクハラですかアルテミス様!?
「アテナの目の前で,すべてを終わらせるのです・・・」
あぁもうアルテミス様素敵すぎ〜!!!
月光の下の斗馬も格好良すぎ〜!!!

トラウマに耐えながら,前へ前へと言い聞かせて進む星矢.
「いかなきゃ・・・沙織さんが待っている・・・」
思いこみ激しすぎ,星矢.ストーカーみたいやでアンタ・・・.

再びイカロスと対峙して,またコテンパンにされます.
「小宇宙を燃やしてみろ!人間の起こす奇跡をに見せてみろ!」
ここでイカロスの一人称が3種類出そろいました(笑).
「アテナを救うために燃やした小宇宙がそれか!?」
頼むから顔に攻撃はやめて!一応美少年キャラやから!
そりゃ,星矢もイカロスの顔面に攻撃しまくってたから恨んでるかもしれんけど!

「アテナのところに送ってやろう.アテナの命がつきていくのを,
何もできずに眺めているがいい」
贖罪の泉までとばされる星矢.

「・・・沙織さん・・・もうそんなことはやめてくれ・・・
沙織さんが傷つくのなんて,見てられないんだ・・・
沙織さんがそんなことしなくていいように,俺たち聖闘士がいるんじゃないか・・・」
星矢は泉に入るものの,2,3歩歩いたところで中腰でフリーズ
どうした星矢!?ギックリ腰か!?
そういやさっきからの歩き方はギックリ腰の時とよく似てますね(経験者は語る).


「星矢・・・」「あぁ・・・オレだよ・・・もう,大丈夫だから・・・」
沙織は星矢に近づき,抱きしめます.
星矢,沙織さんの胸の谷間に顔を埋めてます!
「こんなに傷ついて・・・あなたって人は・・・」
「どんなことがあろうと,俺は沙織さんのために生きる」

マジでこのままキスでもするんじゃないかと思ったよ!
ラブラブすぎ!!!


「やはりあなたはここまで来てしまったのですね・・・
・・・星矢,私はあなたを殺します」
「お姉様.私に今一度杖をお貸しください.星矢を殺します.」
「ようやく神としての己を取り戻したか・・・」
アルテミス様から杖を受け取り,星矢に向かう沙織.
「いいですね,星矢」
「言ったろ?俺は沙織さんのために生きるって.
だから,沙織さんのためだったら死んだってかまわないんだ・・・」
恥ずかしい台詞吐きながら杖に貫かれる星矢.

星矢の小宇宙が消えたことを感じる他の聖闘士達.
「兄さん,星矢の小宇宙が・・・!」
「星矢のことは忘れろ!今はアテナのもとへ急ぐんだ!」
・・・すみません,この一輝の台詞で変な妄想しました・・・
「星矢のことは忘れろ!今は俺だけを見るんだ!」(核爆)

氷河と紫龍もとまどいながらアテナのもとへ向かおうとします.

聖域では,シャイナさんだけが感じ取ったようです.
「星矢のやつ,あがってこないところを見ると諦めたんですかね」
「・・・そうだね,諦めさせりゃよかったよ・・・」
やっぱりシャイナさんって男前です♪

星矢をお姫様抱っこして歩く沙織.
・・・って,沙織さんいつからそんな力持ちに!!!

星矢を抱きしめ,涙します.
「・・・ごめんなさい・・・星矢・・・
私はまたあなたを闘い引き戻してしまいました・・・
・・・許して・・・」
そこで星矢いきなり生き返り,沙織の手を握ります.
「何・・・言ってんだよ・・・
俺はあんたに言われて闘ってるんじゃない,
俺があんたのために闘いたいんだ」

あぁまたラブラブ・・・.

このシーンは,昔々トム・クルーズとニコール・キッドマンが
でていた「遙かなる大地へ」とかいう映画のオチと似ていて
ちょっと笑ってしまいました・・.

「アテナの杖が貫いたのは,星矢の体ではなくハーデスの呪い・・・」
だから星矢は生き返ったんだと言うことなのでしょうが
あまりにも無理矢理では・・・てゆーか,そのせいで
星矢が意識不明状態だったのなら,さっさと呪い解いてあげようよ沙織さん.
それとも,呪いのおかげで星矢がもう闘わずにすむってことだったんでしょうかね?
実は自分が世話したかったからあのままにしておいてたとか(爆).

星矢が三度イカロスと対峙する一方,
沙織もアルテミス様と向き合っています.
「アテナよ・・・今の私の気持ちがわかるか?
妹を手にかけなければならない姉の苦しみが・・・」

アルテミス様は本当は妹思いなのだとちょっと感動です.
何よりもこのBGMが最高・・・.
「考えたことはありませんか?
神々がなぜ永遠の命と力を与えられているのか.
それは神以外のもののため・・・
神は,命宿るものの僕なのですよ」
「神は,神だ・・・!人間など,神の紛い物にすぎん」
ついにアルテミス様,サジタリアスの(嘘)黄金の矢をつがえます.
さすがです!アルテミス様といったらやはり弓矢じゃなくちゃ!
しかも弓矢だけが動いてるのが狩りの神様らしくて素敵です♪

星矢にやられそうになった斗馬を魔鈴が救います.
「人が誰かを思うとき,人はとてつもなく強くなる.
ペガサスとアテナの姿を見てそう思った・・・.
人の心を捨てた私が,敵うはずがなかった」
斗馬は沙織と星矢の姿を見て,既に敗北を悟った模様...
そして,魔鈴とも和解したようです.

アルテミスの矢がアテナの胸を貫こうとしたその瞬間,
斗馬がその前に立ちふさがり矢が斗馬の左胸に!
「なぜ私を・・・?」
「わかりません・・・体が勝手に・・・
アルテミス様・・・アテナを殺してはなりません・・・
あなたの手を血で染めてはならない・・・」

って,アンタの血ならいいのか,斗馬よ.
血出てないけどさ!

「俺にはわからない・・・神の見ている景色が.
神の作ろうとしている世界がどんなものか.
・・・神とは・・・神とは,一体何なんだ!?」
叫ぶ星矢に答えを返したのは兄君アポロン.
「神とは何か,だと?
それは人間ごときが答えにたどり着ける問いではない.
また,問うことも許されてはおらん.」
声渋すぎ!!!格好良すぎ!!!

「妹よ.人に近づいた神は人より劣る.そういうことだ」
アテナを消滅させようとするアポロンに攻撃する星矢.
「いけません星矢!アポロンの力の前には,
私たちの力など無に等しいのですよ!?」
「・・・俺が魔鈴さんに教わらなかったことが一つだけある.
それは,敵に背を向けて逃げることだ!!!」

あと,ギリシア神話の神々のことも教わらなかったよね,星矢・・・.

「滅びよ,人間」
短い台詞なのにこの威圧感!アポロン様素敵すぎ!!!
アポロンの攻撃を受けながらも,
星矢真っ裸でアポロンに攻め入ります!!!
ていうかなぜ裸なんだ星矢!?
「お兄様,これ以上はお兄様の身が心配です.
もしまだなさるなら,私がお相手いたします」
とか言ってる沙織さんもなぜか裸!!!
しかもいきなり強気発言!!!

なんじゃこりゃーーーーー!!!
星矢の裸は萌えのかけらもないけど,
沙織さんの裸はどうよ!?嫁入り前なのに!!

・・・もうここに関しては何も言うまい・・・

ていうかほかの4人はどうした!?

「ただの一発でいい.こいつにオレの拳をぶち込んでやる.
それが人間が生きた証だ!!!」
太陽に向かって飛ぶアトムのごとく光りながら
アポロンに向かって跳ぶ全裸の星矢.


そして,暗転.

人の想いが神を超える時
神は何を許し・・・
如何なる罰を与えるのか・・・.

どこかの山奥.
「あ,すみません.ここがあまりに美しくて・・・
何か,懐かしい想いがする・・・初めて来たのに」
「気になさらないで.私一人しかいませんし.
・・・探してらっしゃる方と,会えるといいですね・・・」
何ですかこれは・・・記憶喪失ネタですか!?
もはや神としてはなく,人として星矢とであう沙織・・・?


続きが気になるーーーーーーーーーーー!!!
と思いつつ,エンディングへ.
エンディングのラストで星矢がまとっている聖衣は,
ハーデス編のアテナの血バージョンよりは豪華で,
神聖衣よりはヘボい.一体この聖衣は何だ!?
しかもアポロンに向かって跳んでます!
アポロン様の頬に一筋の傷がっっ!!!
全裸の星矢は,新しいペガサスの聖衣を
自ら作り上げるのでしょうか・・・?


エンディングのスタッフロールで一番気になったのは音楽のところ.
「演奏:アンドロメダ・フィルハーモニック・オーケストラ」
まだあったんやこれ.
ていうか,「フィル」なんてついてなかったのに.





続きが見たくて仕方がないです・・・.
斗馬はあのあとどうなったのか.
ほかの4人の見せ場はあるのか,
岩になってしまった黄金達はどうなるのか・・・

そして,星矢と沙織の仲はどうなるのか(笑).


劇場版のDVDも出してほしいし,
冥界編も続き作ってほしいし,
もちろん天界編の続きも・・・!!!
いそいそと映画に通い,イラスト集もアルバムも買い,
東映に金を落として続きを作ってもらいましょう!!!




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